カスタムデータ定義とカスタムデータの概要と利用方法
本機能は、Combosite では管理されていないデータを Combosite Functions 基盤上で管理する機能です。
Combosite Functionsではデータを管理するためにカスタムデータ定義とカスタムデータの 2 つのデータを使用します。
カスタムデータ定義
概要
カスタムデータ定義では、データの種類やデータの属性を定義します。
定義後、カスタムデータ定義に基づいて、カスタムデータの登録を行います。
利用方法
カスタムデータ定義登録画面

カスタムデータ定義名
カスタムデータ定義の名称を設定します。
カスタムファンクションでは、ここで登録したカスタムデータ定義名を用いてデータの取得を行います。
登録したカスタムデータ定義をカスタムファンクションで参照する方法については こちら を参照してください。
- すでに使用されているカスタムデータ定義名は設定することができません。
データ種別
カスタムデータ定義はデータ種別によって大きく 2 種類に分類することができます。
| データ種別 | 概要 |
|---|---|
| 個人データ | 従業員に紐づくデータです。従業員 ID が必須で入力する必要があります。 |
| 共通データ | 従業員共通で紐づくデータです。必須の項目はありません。 |
個人データ選択時のカスタムデータ定義登録画面

共通データ選択時のカスタムデータ定義登録画面

外部システム利用区分
データ種別を個人データで設定した場合に設定を行う項目です。
| 区分 | 概要 |
|---|---|
| 使用しない | 任意のデータを登録します。 |
| Combosite | Combositeに登録されている情報を利用します。 |
項目名
項目名として利用する任意の名称を設定します。
- 外部システム利用区分にて、Combositeを選択した場合、項目名は標準項目の内容から選択となります。
詳細については、標準項目についてを参照してください。
- 同一のカスタム定義の中で、重複する項目名は設定することができません。
- 項目名には予約語が存在し、予約語は設定することができません。
詳細については、予約語についてを参照してください。
キー名(半角英数字)
半角英数字で任意のキー名を設定します。
ここで設定したキー名(半角英数字)を用いて、データの参照を行います。
- 外部システム利用区分にて、Combositeを選択した場合、項目名で選択した標準項目のキー名が自動的に設定されます。
詳細については、標準項目についてを参照してください。
- 同一のカスタム定義の中で、重複するキー名は設定することができません。
- キー名(半角英数字)には予約語が存在し、予約語は設定することができません。
詳細については、予約語についてを参照してください。
データタイプ
カスタムデータ登録時に入力ができるデータの形式を設定します。
- 外部システム利用区分にて、Combositeを選択した場合、項目名で選択した標準項目のデータタイプが自動的に設定されます。
文字列
カスタムデータの登録時に任意の文字列を入力することができます。
数値
カスタムデータの登録時に任意の数値を入力することができます。
マイナスおよび小数点を設定することが可能であり、小数点は小数第4位まで設定することができます。
- 設定可能な数値の範囲は「-99999999999.9999」~「99999999999.9999」です。
論理値
カスタムデータの登録時にTRUEもしくはFALSEを設定することができます
日付
カスタムデータの登録時に日付情報を入力することができます。
- 設定可能な数値の範囲は「1900/01/01」~「2999/12/31」です。
カスタム選択肢
カスタムデータ登録時にカスタム選択肢機能で設定した選択肢の内容をデータに設定することができます。
カスタム選択肢機能については こちら を参照してください。
必須/非必須
カスタムデータ登録時に入力が必須もしくは非必須を設定します。
必ず入力を行う必要のある項目の場合、必須を選択してください。
- 外部システム利用区分にて、Combositeを選択した場合、項目名で選択した標準項目の設定が自動的に設定されます。
カスタムデータ
概要
カスタムデータでは、カスタムデータ定義で定義した情報に基づいたデータを登録することができます。
登録したデータはBaaS基板上で管理され、カスタムファンクションやデータ出力にて利用することができます。
利用方法
カスタムデータ登録方法
| 登録方法 | 概要 |
|---|---|
| フォーム | 登録用のフォームを利用し、データの登録を行います。 |
| ファイル | CSVファイルを取り込み、データの登録を行います。 |
フォームによるカスタムデータの登録
登録用のフォームを用いて、カスタムデータ定義に基づいたデータの登録を行います。
ファイルによるカスタムデータの登録
CSVファイルを用いて、カスタムデータ定義に基づいたデータの登録を行います。
CSVファイルの取り込みについては こちら を参照してください。
- データタイプが論理値のデータは下記の内容で入力を行ってください。
- 「TRUE」
- 「FALSE」
- データタイプが日付のデータは下記の形式で入力を行ってください。
- 「YYYY/M/D」
- 「YYYY-M-D」
- 「YYYY/MM/DD」
- 「YYYY-MM-DD」
- 「YYYYMMDD」